Traditional Crafts

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伊勢 浅沓

浅沓は乾漆の技法によって作られます。神職からの注文を受けて、寸法を調整した木型に­渋柿を混ぜた糊を使って四国の和紙を幾重にも張り重ねます。十分な厚さの芯ができたら­木型からはずし、杉の内板と楠の外板を底に取り付けて塗の工程へ。まず布をかぶせた芯­に粗い地の粉を混ぜた漆を塗り、砥石で研ぎます。室で乾燥させて硬化したら地の粉を細­かくしながら漆を塗って研ぐことを約20回ほど繰り返します。仕上げに黒漆で上塗りを­施し、底じきと枕をつけて完成となります。
廉価なFRP製もありますが、歩く時の音、形や風合いなどの観点から、重責を務める神­職には西澤氏の浅沓がかかせないのです。

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西澤利一

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伊勢 浅沓